第44回「最新の推進工法施工技術講習会」で発表しました。
2019.10.24
日本プロジェクト・リサーチの推進技術講習会が10月11日(東京)・18日(大阪)で開催されました。
今年度の推進業界最先端の聴講に、愛知・三重・岐阜・大阪・京都・岡山・広島・福岡などから発注者・コンサルタント・ゼネコンなど、多数ご参集いただきました。
弊社は【新しい領域に挑戦するミリングモール工法】―鋼製支障物切削機能を生かした新しい取り組み―について講演いたしました。
≪講演内容≫
2012年に公開したミリングモール工法は、7年間の間に約50件の施工事績を記録するに至った。鋼矢板・H杭・PC杭など様々な残置支障物を切削して到達してきたが、この鋼製支障物切削能力を生かして、現在は既設構造物への直接到達に挑戦している。品川区の浜川雨水幹線は、鋼製の支障物以外に既設人孔の鉄筋コンクリート壁を直接切削して到達させている。
名古屋市の中村雨水幹線では地上からの地盤改良無しに鋼製セグメントの既設シールドを直接切削し、T字接合させている。比較事例として、そのすぐ隣でアパッチ工法によるシールドT字接合も紹介する。また、当社忠岡の機材センターにて切削実験等を行っている。今回は、これら3現場の施工と実験の一部の結果について報告するものである。
≪発表者≫
ヤスダエンジニアリング(株) 関東支店 角田 健一
ヤスダエンジニアリング(株) 大阪本社 岡田 昌彦
ヤスダエンジニアリング(株) 設計部 ヤン ヒョンミン
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